未必の故意

密室の恋ではない。
刑法の世界の用語で、実害を積極的に意図していないが結果として実害が出てもかまわないと言う心理状態のことだけれども、まさに今朝それじゃないかという状態スレスレになった。

通勤電車。満員。薄着の女子(若いw)。

気がつくと体ごと吸い寄せられている自分がいた。人が見れば体を寄せ付けよう動き出しているのかもしれなかった。
そして次の瞬間に、この未必の故意状態に移行しそうだったw

慌てて後ずさってから、妙な空間が開いたまましばらく走行した。その間いろんなことを考えた。

満員電車とはいえ体を引っ付けること自体は不思議じゃないが、そのままそ知らぬふりをしてじっとしている自信がまるでなかった。
おそらく、捕まったら即懲戒処分というのがめちゃくちゃリアルにイメージされたからかもしれない。「捕まらなかったら」ええわけではないが。。。

朝から大の大人として恥ずかしいレベルの「衝動」「抑制」「保身」を考えている自分がいてほんまに情けなかった。