「気まぐれ『うつ』病」

気まぐれ「うつ」病―誤解される非定型うつ病 (ちくま新書)
気まぐれ「うつ」病―誤解される非定型うつ病 (ちくま新書)
おすすめ平均
stars非定型うつ病について 分かり易く定義づけされている
stars非定型うつ病の定義がよく解る
starsとにかく分かり易くすぐに役立った
stars非常にわかりやすい
starsお薦めです!

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
非定型うつ病についていい加減一冊ぐらい読んでみようと手に取ってみた。貝谷先生といえば赤坂クリニック、あの不安・抑うつ臨床研究会。案の定良くまとめてあるという印象。コンパクトすぎて正直言って難しい。何冊か読んだ後だとさらっと読めそう。それにしても最後に著者が非常に情緒的ではあるがこの患者をいばら姫(眠り姫)に喩えているのは何とも言えない。針に指されるというきっかけで発症、過眠、或いは発病後の慢性の経過を指す百年の眠り、そして王子への気分反応性、いつかは良くなるという暗示。安易な非定型うつ病という概念の広まりは少し怖いなと思いました。
★私も参加しています♪にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 躁うつ病(双極性障害)へご覧頂きありがとうございます

人気ブログランキングへ  あとで読む