達者な友人達のことを思う

 仕事帰りの電車の中でぼんやりしていた。朝もそうだが、夕方の電車でもビシッとした格好で日経新聞などを読んでいるサラリーマンがいる。私も10年ぐらい前はエスタブリッシュを気取っていたが、今ではその面影もない(*_*)。

 そんな人たちを見て、ふと大学時代の友人達のことを思った。よく麻雀をした仲間だ。彼らは皆企業の最前線にいる。勉強を共にした記憶はない遊び仲間ではあるが、世渡りは上手いし頭は切れる。そんな彼らと今、対面したらどうだろうと思ったのである。別にネガネガな気分ではない。まあ、こういうこと(置かれた状況)もあるんだろうなと、結構開き直って現状をよしとするのではないかと思った。

 以前なら、負けていないか、同じぐらいのポジションにいるかなどと気にしたと思う。そんな気持ちから解放されている今は実は幸せなのかも知れない。