手料理の味と体調の関係

 朝から一日グニャグニャだった。寝ては起き、寝ては起きの連続で夕方になった。

 今日は妻子向けに、夕食を作ることになっていた。私はいつもの "やるべき" 思考で、体がしんどいにも関わらずカルボナーラスパゲッティを作った。

 はっきり言って、フラフラだったが何とか用意できた。食べ始めてしばらくしてから妻はおもむろに言った「病気は不安定やけど、スパの味はホント安定してるねえ。」確かに今日の出来は良かったし、今日一日の私は全然ダメだった。私はこのフレーズがあまりに面白いので久々に腹の底から笑ってしまった。

 調子は安定していなくても味は安定させられるのか・・・。それにしても何だかヘンな感じだ。