映画シッコを観た

映画シッコを観た → http://sicko.gyao.jp/
 最近休みを取ってなかったので今日は休暇を取りました。映画でも観てみるかと思って、ふと上記の映画を観てみました。(実はあまり観たいのが他になかったので・・・)
 この映画は米国の健康保険制度の水準の低さ、非人道的な部分を取り上げ、マイケル・ムーア監督一流の切り込み方で描かれています。
 DSMや新薬の動向水準が高い(と思っている)米国の医療と、それをどう提供するかという保険制度(保険でなくても良いですが)とは、ギャップがあるのだなということを感じる作品でした。
 たかが1本観ただけでは何も分からないのでしょうが、なにやら日本の保険制度がそれに近づいているのではないかと感じてしまいました。
 作品中、ある方がインタビューで述べていたことが印象に残っています「政府が恐れるのは、国民が『教育と健康と自信』を十分に持つことだ。」と。これ以上書くといわゆるネタバレになりますので控えますが、たくさん出てくるエピソード自体は笑えないものばかりですが、ムーア監督がその方々にインタビューする中で、理不尽さに「唖然」とする表情を連発していることだけは笑えました。

 P.S.劇場の入り口で「シッコ」お願いしますと声に出すのがとても恥ずかしかったです。さらにもぎりの女性に「シッコ」ですね?と確認されたときも。俯いて頷くだけでした。