「面白くない感」

 いよいよ落ちてきた。私の躁うつは俗に言う「気分の落ち込み」というのは感じない。その代わり何とも言えない「面白くない感」に覆われるのだ。まさに何も「面白くない」のだ。
 一方で軽躁の時には「多幸感」を自覚する。これははっきりと症状だと認識するようになった。
 しかし、「面白くない感」はあまりにもこっそりと忍び寄るのでそれと気づかない。しかしこれも練習(というか何度もエピソードを繰り返しているだけだが)を積めば、症状であることが分かるようになるものだ。

 今回1月ぐらいいい感じでやってきたが、地に足付いていない軽躁であることぐらいは分かっている。したがっていつ下がるかが気になっていた。若干倦怠感を感じ始めた頃にこの「面白くない感」が出てきて、ああこれこれ、まさに症状に違いないと感じ入った。

 とにかく、何もかも「面白くない」のである。変や。変な病気や。。。