子どもとの将棋

 もうすぐ5歳になる息子が、保育園で流行っている将棋をやりたいというので、昔の将棋盤を引っ張り出してきて、やることにした。

 彼は挟み将棋や回り将棋ではなく、本格的なものを要求していた。(保育園では息子の同級生の兄が本格的に習っているらしい)。何と駒をきれいに並べた。少しびびった。

 そして対局。一応あれこれ指導を入れながら進めていったところ、思わぬ所で「王手、飛車取り」を指された。私は久々に指していたこともあり心底慌てた。同時に笑ろた。

 もう息子が私を超える日も近いと実感した瞬間だった。