映画「光州5・18」を観た

 http://www.may18.jp 私は韓流なる類の映画は観たことがない。ブーム以前の「シュリ」(1999)を見てその迫力に驚いたことがある。やはり、こういったテーマ性、メッセージ性こそが、韓国映画の強みと思うのだが・・・まあええか。
 この映画もなかなか重たい。予定調和や、ハッピーな展開はない。圧倒的に押し寄せる現実にただ押しつぶされるばかり。見終わってからの胸焼けと消化の悪さは避けられない。これだけの重量感を出せるのは、近代的な軍隊と普通の市民生活の衝突だからかも知れない。PG−12