時たま訪れる、本当に「普通」の状態

 朝起きた時に、「寝切れ」がいつもと違った。いつまでも眠気が残っていない。だけど絶好調感があるわけでもなく、ぼちぼちと電車に乗って通勤。

 仕事場では飛ばしすぎず、無理なく、淡々と事務を流す。

 いつもは黙々と過ごすが、軽口も飛ばし、程々に周りに声をかける。

 帰り支度をして、職場をあとにする時、多分1年に何度もない特別に調子の良い日だったんだなと思った。なんだか嬉しい。